昭和60年代前半に当時の通商産業省による「ニューオフィス化推進運動」を機にフリーアクセスフロア市場は拡大しました。
メーカーは各社の仕様による製品をそれぞれ投入していましたが、ユーザーサイドとしては製品の比較検討が容易ではなく、また品質と性能に関する要望も高まってきました。
そういった諸々の課題に、当時の有志会社が一丸となって通商産業省をはじめ学識経験者の方々のご協力をいただき、「お客様に安全で安心してお使いいただく製品の提供」を果たすべく、標準化等ルール規格など一篇化しつつ、平成2年(1990年)にフリーアクセスフロア工業会(Japan Access Floor Association :略称 JAFA)が設立されました。
以来、「フリーアクセスフロアの普及を以て社会に貢献する」をスローガンに、品質基準や安全性の検討と改正、調査統計と公開、JISをはじめとした各関連団体との連携を深め情報を共有しつつ、会員各社と業界の健全な発展に努めています。