【机や書棚などが置かれた状態での製品への影響を見る】
実際に使用される場合の最も厳しい条件を設定した、製品の最も弱い部位での試験です。
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・変形量:5.0mm以下
・残留変形量:3.0mm以下
【落下物の衝撃による製品への影響を見る】
20㎏のコピー紙束を事務所内で落とした時に生じる衝撃を想定しての試験です。
規定された砂袋を250㎜の高さから製品の最も弱い部位に落とします。
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・残留変形:3.0mm以下
・損傷の有無:ない事
【搬送台車の往来による製品への影響を見る】
実際に使用される場合の最も厳しい条件を想定した、製品の最も弱い部位での試験です。
専用試験機で走行速度10m~12m/min. 5 000往復
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・残留変形量:3.0㎜以下
・損傷の有無:状態を記録
・がたつきの有無:状態を記録
【製品の耐着火性能を見る】
床は内装制限対象外ですが、床下のケーブルが密集した場所を火元と想定した試験です。
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・炎のみの測定で60秒以内に自己消火すれば可
・残炎時間 0秒/グレードⅠ 60秒以下/グレードⅡ
【自然発生する静電気が製品へ及ぼす影響の有無を見る】
歩行や台車の移動によって発生した静電気は人体への電撃やコンピューター等の誤動作を招く恐れがあるため、製品の帯電の度合を測定します。
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・U値(JIS A 1455)(帯電防止性能評価値)
・一般事務室等:U≧0.6
・電算機室等:U≧1.2
【製品の垂直方向への抵抗値の範囲を見る】
感電を防止するため床には適度な抵抗が必要であるため、その度合数値を確かめる試験です。
安全性を考慮して、仕上材をはがした状態で測定します。
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・抵抗値R≧1.0×106Ω
【地震等による振動後の製品の状態を見る】
事務室等のH200mm以下のOAフロアに限定し、振動後に床を歩行で避難出来得る状態か否かを確認する試験です。
(受渡し当事者間の協定によってH300mm以下のフロアに適用も可)
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・パネルの脱落がないこと
・パネルの損傷・せり上がり・すき間・水平移動がある場合はその状態を記録